二世帯住宅

二世帯住宅

ひとつ屋根の下で気持ちよく暮らす

多世帯住宅でも気兼ねなく暮らしたい、誰しもそう願うと思います。
しかし実際にとなると、生活スタイルが違うためストレスを感じる場面も少なからずあるでしょう。
そうならないために、プライバシーを保った適切な距離感を築く設計が重要です。
その手がかりとして、庭と間取りを一つのものと捉えてお互いの気配を程よく感じられるような住宅の設計をしています。
庭を共有する場合は、植栽や塀でお互いの視線を遮りプライバシーを守れるようにします。

共有の庭が取れない場合は、専用の庭やバルコニーが設けられると、独立性を保ちつつ外とのつながりが楽しめます。
緑を介することで、世帯間の自然なコミュニケーションが生まれ、共に生活する楽しみが増すでしょう。

特徴と気をつけるポイント

多世帯住宅の間取りは、「完全分離型「部分共有型」「同居型」の3タイプに分けられます。
「完全分離型」は、
世帯を完全に分ける
方法です。分け方は上下または左右とする場合がありますが、世帯間のつながりや距離感に気をつけて計画します。
「部分共有型」は、玄関や水回りなど一部の生活空間を共有する場合で、共有スペースを増やすことで建築費用を抑えることが出来ます。
「同居型」は、別世帯が同じ空間で生活するので、個室の配置に気をつけてプライバシーを確保します。
どのタイプでも各々が安心して過ごせるように、生活習慣や将来性を考慮することが大切です。

また、生活音が気にならないように、遮音性の高い建材を用いるなど防音対策にも気を配るとよいでしょう。

コラム


戸手本町の家 子世帯のダイニングからリビングを見る
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