上野毛の家|ウッドデッキで庭とつながる家

上野毛の家 庭は子供が遊び回れるように芝生貼りとし周囲に花木を植え家庭菜園を作った 主木は株立ちのヒメシャラ

上野毛の家

都内では比較的ゆったりとした敷地に建つ二世帯住宅です。
敷地に対して方位が斜めに振れているため、南の庭を雁行しながらL字に囲む配置にし、一日中明るく陽が入る家としました。また、幹線道路に近いため目には見えない騒音対策を各所に施しています。

吹抜のあるリビングが家の中心です。
この吹抜は、リビングの奥まで明るくする目的に加え、帰宅した家族が顔を合わてから自分の部屋に入るようにとリビング内に階段を設けたこと、そして、天井の高さを気にせずに室内で弦楽器を立って練習できるようにとの配慮から計画したものです。
吹抜に面したハイサイドライトには、冷気の降下を防ぐためのガイド付きロールスクリーンを備え、室内の熱環境にも配慮しています。
庭に面した大きな開口は、簾戸と障子を壁に引き込めるように計画しています。

夏には網戸を兼ねた簾戸で日差しを和らげ、冬には障子で室内を暖かくし柔らかい光で満たします。

雁行するプランに沿ってウッドデッキがリビングやダイニングをつなぎ、内と外を回遊できる魅力的なつながりが生まれました。

写真:田中宏明+田中宏明写真工房(*は村田淳建築研究室)

Data
所在地東京都
構造・規模木造地上2階建て
竣工年2009
敷地面積330.39㎡
建築面積136.27㎡
延床面積184.71㎡
施工光正工務店
造園ガーデンプランナー松濤園