岩槻のコートハウス
緑が世帯同士を緩やかにつなぐ、庭を共有した二世帯住宅です。
世帯を左右に分けL型に並べています。少し規模が大きい住宅ですが、緑を楽しめることと暮らしやすさを、いつもの設計通りに丁寧にまとめました。
1階はリビングで、親世帯は落ち着いた雰囲気、子世帯は吹抜を家の中心にしたおおらかな雰囲気としています。
それぞれ大きな窓を通して中庭とつながり、四季の変化に応じて簾戸(すど)や障子を引き出して熱環境の変化に対応した「窓の衣替え」を楽しみます。
リビングに面したウッドデッキが中庭を囲み、両世帯を緩やかにつなぎます。
中庭はアオダモをメインに、ヤマモミジやミツバツツジなど季節の変化を楽しめる樹種を植えました。
玄関前のアプローチにはヒメシャラとヤマボウシなどを植え、日々緑を身近に感じられます。
2階は個室や寝室ゾーンです。
トップライト屋根のカバードデッキを通って、2階でも世帯間の行き来ができるようにしました。
Data | |
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所在地 | 埼玉県 |
構造・規模 | 木造地上2階建て |
竣工年 | 2017 |
敷地面積 | 482.44㎡ |
建築面積 | 184.10㎡ |
延床面積 | 285.25㎡ |
施工 | 幹建設 |
造園 | 高松造園 |
耐震性能 | 等級2 制振ダンパー |