目黒の家｜密集地に建つ３階建ての住まい

密集地に建つ３世代７人家族のための木造３階建ての住まいです。
30坪ほどの敷地を目一杯使っているため独立した庭を設けられませんが、要所に植栽をして緑が楽しめるようにしました。

1Fは寝室・個室と水回りです。
寝室の窓からはソヨゴやツリバナマユミ、浴室からもバスコートの緑を楽しめます。
玄関前のアプローチにはヒメシャラ・常緑ヤマボウシを植えました。
限られたスペースですが、緑があることで家の雰囲気はぐっと良くなります。

2Fは吹き抜けのあるLDKと個室、そして3Fにはロフト状の個室と和室があります。
リビングからは既存のハナミズキとその先の公園の緑が望め、借景を取り込むことで2階からも緑を楽しめるように配慮しました。

家族が多いため、立体的なパズルのような構成で必要な部屋を配置しました。
そのような状況でも、窓の開け方や視線の抜け、空間のつながりを工夫することで面積以上の広がりを得られます。