三郷の家|緑を身近に感じる二世帯住宅

三郷の家 窓を引き込むと外の緑と室内が一体的につながる

三郷の家

郊外の住宅街にある二世帯の住まいです。
周辺は建て込んでいて前面道路は路線バスが通るため、周囲からの視線を遮りながらも、外とつながり緑を楽しめるようにしています。

道路沿いは平屋にして建物の高さを抑え、威圧感のない外観としています。
奥行きのあるアプローチですが、トップライトを設けて閉塞感を感じさせないようにしました。
陽当たりのいい東南は主庭とし、居間・食堂・厨房などのパブリックゾーンと両親の寝室が、緑を介してゆるやかにつながります。

主庭にはレンガ敷きと広めのデッキをもうけ、食事をしたりアウトドアリビングとしても楽しめるようにしています。
東南の角にあるダイニングは、建具をすべて引き込むことで庭とのつながりが強まります。
厨房は、家族みんなで料理をできるように、作業スペースを広く取ったアイランドキッチンとしました。

Data
所在地埼玉県
構造・規模木造2階建て
竣工年2007
敷地面積310.92㎡
建築面積173.60㎡
延床面積170.10㎡
施工山崎工務店
造園高松造園