東が丘の家
緑が豊かに残る落ち着いた住宅地に建つRC造の住まいです。
木製トレリスに蔓性植物を絡ませたアプローチや、地上の庭、2・3階レベルの屋上庭園の緑など、季節の変化を楽しめるように、内と外のつながりを大切にしました。
玄関、リビング、和室から見える庭は、カツラ、ヤマボウシ、モミジなどを植えて自然な雰囲気としました。
2階の寝室から見える屋上庭園は、目隠しのコンクリート壁を背景とする登り庭に。
屋外階段で登る3階の屋上庭園は、芝生がメインでパーゴラも設置しました。
このように、場所ごとに異なる風情の庭を楽しめるようにしています。
リビングの大きな開口は、季節に応じて障子と簾戸を入れ替えられるようにしています。
北側のダイニングは、吹抜のハイサイドライトから柔らかな光が降りそそぐ落ち着いた雰囲気の場所です。
和室の障子は雪見障子になっており、戸袋に建具をすべて引き込み庭とひとつながりになります。
規模の大きな住宅ですが、緑を楽しめ、建具や採光の工夫など使い勝手や住み心地をふだん通り丁寧に設計した住宅です。
Data | |
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所在地 | 東京都 |
構造・規模 | RC造2階建て |
竣工年 | 2007 |
敷地面積 | 329.13㎡ |
建築面積 | 143.67㎡ |
延床面積 | 201.65㎡ |
施工 | 葛工務店 |
造園 | 高松造園 |