永福町の家|密集地で中庭と屋上庭園で緑を楽しむ家

永福町の家 屋上へ行く階段のハイサイドライト 室内と屋上は縁が切れてしまいがちだが窓から植栽と空が見えることで屋上へと自然に意識が向かう

永福町の家

住宅の密集地に建つ都市型の住まいです。
東側に中庭をとり、中庭へ開いたL型の平面構成をしています。

主階は2階のリビングダイニングで、中庭に面して明るく大きく開いています。
屋上庭園へ続く階段のハイサイドライトからは緑や空が見え、2階でもなるべく緑と親しめるようにしました。

ザクロを植えた緑豊かな中庭は、寝室に面しています。
蔓性植物をからませたトレリス状の塀に囲まれ、プライバシーを確保され外での時間も楽しめます。

地下は壁面をすべて収納としたアトリエです。
ドライエリアの螺旋階段からは2階のキッチンまで行き来ができます。
このように、地下から屋上まで4層の場でそれぞれ魅力的な内と外のつながりを求めました。

Data
所在地東京都
構造・規模RC造地上2階地下1階
竣工年2003
敷地面積156.45㎡
建築面積74.83㎡
延床面積188.56㎡
施工岡田建設
造園高松造園