親緑住居
緑に恵まれた環境に建つ、緑が立体的につながるコートハウスです。
村田淳の父、建築家の村田靖夫が自宅として設計しました。
道路より1段高いレベルが主階で、中庭のまわりをリビングや寝室、水まわりがコの字に囲みます。
中庭は適度に囲まれ大きな窓で内と外が一体になり、主木のヒメシャラを中心に日々の暮らしが展開します。
2、3階レベルには屋上庭園があり、1階の中庭から3層にわたり緑が立体的に連続します。
コートハウスはとかく閉鎖的になりがちですが、道路より高い敷地条件を活かし、緑多い環境に参加するような住まいとなっています。
※ 現在、村田淳建築研究室は親緑住居で設計活動を行なっております。
Data | |
---|---|
所在地 | 神奈川県 |
構造・規模 | RC造地上2階地下1階 |
竣工年 | 2001 |
敷地面積 | 177.52㎡ |
建築面積 | 99.35㎡ |
延床面積 | 165.85㎡ |
施工 | 岡田建設 |
造園 | 高松造園 |
コラム —緑と暮らす— 窓の衣替え
『親緑住居』はコの字に中庭を囲む「コートハウス」です。中庭と室内のつながりを大切にしているため、大きくシンプルな窓の構成としています。ただ、ガラスが大きくな…