私たちは 緑と暮らす 住まいの 設計をしています
大切にしている5つのこと
- 「緑を楽しむ」家
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日々の暮らしの中で何気なく緑や自然に接することを大切にしています。
生活を送るだけであれば、それは必要がないことかも知れませんが、四季の移ろいや一日の光の入り方の変化を感じられる家は、暮らしに潤いを与えてくれます。
ふとした時に感じるその些細な気づきが、他に変えがたい豊かさをもたらしてくれると考えています。
「庭と家を一体」に-
緑と暮らすためには、家と庭の関係を丁寧に考えることが大切です。
私たちは庭も家の一部としてとらえて設計し、植える樹種の提案もさせていただきます。
また、敷地の大きさが限られて広い庭がとれなくても、バルコニーや玄関先など小さいスペースでも緑を楽しむことが可能です。
他にも、借景を取り入れる、窓先に花壇を設けるなど工夫は様々です。
「開口部のしつらえ」-
開口部は風景を切り取る額縁となり、熱環境を左右するフィルターでもあります。
緑を楽しむ大きな窓は、熱環境の面で不利になりがちですが、障子や簾戸(すど)などの建具を工夫することで弱点を補うことができます。
障子は冷気を閉じ込め柔らかい光を室内に届け、簾戸は夏のきびしい日差しを和らげます。
季節によって建具を衣替えすると、四季それぞれの楽しみも生まれます。
暮らしを支える「家具」-
私たちは収納家具はもちろん、キッチンやテーブルなどの家具も設計しています。
造り付け家具の良さは、必要な場所に必要な収納を設けられること、家の雰囲気によく馴染むことです。
素材や仕様など、ご相談を重ねながら丁寧に作っています。生活にぴったりと寄り添うことができる家具は、暮らしをより良くしてくれます。
「暮らしの背景」となるデザイン-
家が暮らしよりも勝ちすぎない、むしろ暮らしの背景となるシンプルなデザインとなるよう心がけています。
主役は家ではなく人です。
建築物としての住宅を格好よくつくることも大切ですが、そればかりにとらわれてはいけません。
その中で営まれる日々の暮らしを支える、いつまでも飽きのこない空間をつくることを考えています。
プロフィール
緑を楽しむ家は、規模の大小によらず狭い敷地でも実現できると考えています。
そのうえで、住み心地や使い勝手のいい家を作りたいと考えています。
趣味はランニング。
多摩川の風景を眺めながらのんびり走っています。
年に1度はマラソン大会に出場するのが目標です。
子供の頃からヤクルトファン。写真を撮るのが好きです。
1971年 東京都生まれ
1990年 東京都立戸山高等学校卒業
1995年 東京工業大学建築学科卒業
1997年 同大学院建築学専攻修士課程修了
1997年 株式会社建築研究所アーキヴィジョン
2006年 村田靖夫建築研究室
2009年 村田淳建築研究室に改称
2011年 NPO法人家づくりの会 設計会員
小山 紗也加|Sayaka Koyama
一級建築士
こんな風に暮らせたら素敵だろうな、気持ちいいだろうなと想像しながら設計をしています。
新しい住まいでの楽しい暮らしぶりをうかがうのが、何よりも嬉しいです。
2021年に一児の母になりました。
最近の趣味はラジオで、娘が寝た後にお風呂で聞くのがリフレッシュできる時間です。
読書、音楽、美味しいもの、お酒が好きです。
1986年 高知県生まれ 愛媛県育ち
2005年 愛媛県立大洲高等学校卒業
2009年 岡山県立大学工芸工業デザイン学科卒
2009年 村田淳建築研究室
会社概要
会社名 有限会社 村田淳建築研究室
代表者名 村田 淳
登録番号 一級建築士事務所 神奈川県知事登録 第16750号
1972年 設立
2009年 会社名 改称
2014年 外苑前から生田に事務所を移転
ZEHプランナー登録設計事務所
〈ZEHの実績および普及目標〉
ZEH普及実績
2020年度 0%・2021年度 0%・2022年度 0%・2023年度 0%
ZEH普及目標
2025年度 85%
著書
緑と暮らす設計作法
「緑と親しみ暮らす」というテーマで、内と外の関係を重視した住宅を紹介しています。
暮らしに植栽を取り込むための工夫や、植物が住宅の植栽に適している樹種などを、緑と暮らすことへの思いとともに綴りました。
新しい住宅デザイン図鑑(共著)
同世代の建築家5人で執筆した本の改訂版。
きれいな写真や間取り、分かりやすい文章で住宅を部位別に解説しました。
これから家づくりを考えている方から設計を志す初学者まで、 役に立つ情報が満載の1冊です。
ディテールから考える
最高に美しい
住宅デザインの方法 (共著)
建築専門家向けの雑誌「建築知識」での連載「部位別詳細図集」と「住宅ディテール最新版」をまとめた本です。
書籍化にあたり新しく事例を追加し、内容もますます充実しました。