家づくりの流れ
お住まいや暮らしについての考えをお聞きし、家づくりの疑問や質問にお答えします。
ご予算とご希望のバランスや土地選定のアドバイスなども可能です。
建てたい家のイメージを伝えられるものや測量図、写真などがあればお持ちください。
豊富な掲載誌や作品集など、具体的な設計事例をご覧いただきながら詳しくご説明させていただきます。
まずはお気軽にお問い合わせください。
設計監理の契約をさせていただいてから、具体的に設計を始めます。
まずは、家の住み心地を左右する平面プランの検討です。
基本計画は、住まいの骨格になります。
一番大切な段階と言っても過言ではありませんので、お互いが納得できるまで計画を見直します。
平面プランが決まったら、立面・断面計画の基本方針を図面と模型でご説明します。
基本設計をもとに細かな仕様を決めていく設計へと進みます。
家具や使用する素材、設備・照明計画などを、月に2回程度の打ち合わせを繰り返しながら決めていきます。
同時に構造計算を行ない、見積に向けて設計をまとめていきます。
実施設計でまとめた図面をもとに、信頼できる施工会社に見積を依頼します。
通常は数社に依頼しますが、状況に応じて一社に特命で依頼する場合もあります。
提出された見積書を比較検討し、予算に合うように調整していきます。
もし予算を超過した場合は、設計内容を見直し減額の提案をいたします。
関係諸官庁や確認検査機関に確認申請を行ないます。
工事が始まりましたら、基本的に週に1回現場に足を運び、工事が問題なく進んでいることの確認などを行います。
また、現場の進捗状況に応じて打合せを行ない、仕上げ材や仕様の最終確認させていただきます。
建物が概ね完成した頃に、植栽の選定や確認を行ないます。その際には、植木畑へご同行いただき現物を確認していただくことも可能です。
完了検査などの各種検査を行ない、お引渡しに立ち会います。
お引渡し後も施工会社の検査の立ち会いをし、不具合の確認や対策を行います。
改修やメンテナンス等のご相談はいつでもお受けいたします。
家づくりの予算
総予算について
家づくりの計画を進める上で、総予算を把握することはとても大切です。
住宅を新築する場合で以下のような考え方になります。(価格はすべて税別、土地の購入費は別途です)
総予算 = ①建築工事費(本体工事費・外構工事費の合計)+ ②植栽工事費 + ③設計監理料 + ④諸経費
①建築工事費(本体工事費・外構工事費の合計)
これまでの実績から坪単価の目安は、以下となります。「本体工事費=坪単価×坪数」というように計算します。
・木造 130万/坪〜
・鉄筋コンクリート造 180万/坪〜
この坪単価には、エアコンや床暖房等の空調設備・照明器具・ロールスクリーンやブラインド・造作家具なども含まれます。ただし、地盤の状況や建物規模、昨今の建築資材の高騰など工事時期によっても価格は変動します。
耐震性能は等級2、断熱性能はHEAT20 G1グレード(UA値0.56以下)を基準としており、さらに上の等級にも対応しています。
外構工事費は、塀やデッキ・駐車場の舗装などにかかる費用です。
敷地の広さや内容により幅がでますが「外構工事費=本体工事費×3〜5%程度」を目安にしてください。
本体工事費と外構工事費の合計が、建築工事費となります。
②植栽工事費
「植栽工事費=建築工事費×3〜7%程度」を目安としてお考えください。
敷地規模や屋上緑化の有無等により費用に幅が出ます。
費用を抑えたい場合は、中高木等は植木屋に依頼して、下草や草花は建て主様ご自身で植えることも可能です。
③設計監理料
弊社の設計監理業務に対してお支払いいただく費用です。
建築工事費に料率をかけて算定しており、料率は11〜16%の範囲としています。
例えば建築工事費が3,000万の場合は、16%としており設計料は480万円(税別)となります。工事費が1億円以上場合は、11%になります。
この中には、構造設計費も含まれます。弊社では全ての建物の構造計算を構造設計事務所に依頼し、安全性を確認しています。
設計監理料は6回に分けてお支払いいただきます。そのタイミングは、表のように設定しています。
これらとは別に、確認申請の代理手数料として15万円をお願いしています。
お支払いのタイミング | 料率 | |
1 | 設計監理契約時 | 15% |
2 | 基本計画完了時 | 15% |
3 | 基本設計完了時 | 15% |
4 | 実施設計完了・見積り依頼時 | 30% |
5 | 工事着工・工事契約時 | 10% |
6 | 竣工お引渡し時 | 15% |
④諸経費
敷地測量費用、地盤調査費用、各種申請検査費用、登記費用、税金、印紙代、地鎮祭や上棟式の祭典費等をお考えください。