
金沢らしい雰囲気の茶屋街や武家屋敷跡も回りました。
まずは主計町茶屋街。
金沢には3つの茶屋街(ひがし、にし、主計町)がありますが、主計町茶屋街の路地や階段のスケール感が一番心地よく感じられました。



今回の旅で金沢は水の都だと初めて知りました。
市内の所々に川や用水がありその水量も豊富でした。


金沢では黒く光沢のある瓦を多く見かけます
茶屋建築の特徴の一つは細い格子で、金沢の街では商業施設などでもモチーフとしてよく見かけます。



細い鉄筋で作られた意匠に遊び心が感じられます
伝統的な意匠の建物でも空調や電気設備は必要なので、外部に配置された設備機器は目立たないように配慮されていました。
エアコンの室外機は外壁と馴染ませるように塗られ、無電柱化されているので、配管を区別するためのサインが地面に埋められています。


にし茶屋街。
茶屋街としては一番小ぶりです。
写真はありませんが、近くの忍者寺(妙立寺)はとても面白い建物でした。


ひがし茶屋街は金沢の茶屋街と言うとまず最初に挙げられる場所でしょう。
時間がなくここに載せる写真は撮れませんでしたが、多くの人で賑わっていました。
長町武家屋敷跡。
土塀や石畳の小径が残る街並み。


金沢城。
能登半島地震で被害を受けた石垣の復旧工事と二の丸御殿の復元整備工事が進んでいました。
二の丸御殿は約3,200坪、60以上の部屋からなるそうです。

工事中に雨から守る屋根を鉄骨で造っているところでした

左奥の石垣は復旧工事中

形を揃えた石材を積み上げた「打ち込みハギ」


石の表面を長方形に仕上げた「切り込みハギ」

これは水抜き穴なのでしょうね


下の石垣の種類が変わっていくのが興味深い


この日のひとこま。
武家屋敷跡でランチを頂きました。



