
「本郷の4階建」(村田靖夫設計/1993年竣工/住宅建築1995年6月号掲載)の建主が別の住居(「本郷のリノベーション」)に移られ、ご家族が引き継いで住むためのリノベーション工事が進んでいます。
作品名に4階建と付いていますが、地上4階、地下1階の5層ある住宅です。
敷地は狭めですが、階高を抑えることで4階建てを実現し床面積を確保しています。
コンパクトな箱状のボリュームに吹抜けやバルコニーなどが内包されていて、無駄のない効率的なプランを実現しつつ、空間の繋がりが意識された設計になっています。
今回のリノベーションでは、建物のメンテナンスに加え、新しい住み手の生活スタイルに合わせるために最小限の工事をすることになりました。
これから数回に分けてご紹介する予定です。
