建築家・伊東豊雄さんの最初期の活動が紹介されている展覧会を見てきました。
当時のスケッチや図面、模型等をカナダのCCA（Canadian Centre for Architecture）に寄贈することになったそうで、その前に芝浦工業大学で開催されたものです。
個人的には、中野本町の家のプランの変遷が興味深かったです。
U字型プランはスケッチの初期から登場していたようですが、最初は中庭に向けてわりと開いていたんですね。
実現した案はかなり内部空間を志向しているので、ちょっと意外でした。
また、当時のスケッチが丁寧に保管されていることにも驚きましたが、これらの資料を日本で保管できないのは残念です。
上の写真は、左上から順に
中野本町の家のプランの変遷、中野本町の家の実施図面（青焼）、東京遊牧少女の包（パオ）の実物インスタレーション、会場の「芝浦工業大学 有元史郎記念校友会館交流プラザ」 です。